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 川倉靖史

Author: 川倉靖史
イタリア公認添乗員です。
1995年よりミラノ在住。

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マルペンサ空港の歴史。
もともとこの地は「カッシーナ・マルペンサ」と呼ばれた酪農場、農地として使用されていた広大な敷地でした。

ジョヴァンニ・バッティスタ・カプロニ、通称ジャンニ・カプロニが1909年、工業用空港を開いたところから歴史が始まります。彼はイタリアの航空技術者、土木技術者、電気技術者、航空機設計者である、「カプロニ」の創業者として知られています。

1907年と1908年、カプロニは航空用エンジンの開発実験を行い、1910年イタリア初の実用航空機であるカプロニ Ca.1を設計、製造しましたが、これは同年5月27日の初飛行中に損壊しています。
1911年、カプロニは単葉機製作へと方針を転換しさらなる成功を収め、1914年にはイタリア初となる全動力式航空機を試験、これは後にカプロニ Ca.31と命名される三エンジン式複葉機でありました。
1915年にイタリアが第一次世界大戦に参戦した後は、爆撃機の設計及び製造に尽力し、その後、彼の会社はソチェタ・カプロニ・エ・コミッティ「Societa Caproni e Comitti」と改称しています。

カプロニは旅客機開発の草創期における提唱者であり、爆撃機を基に旅客機を開発しました。これは最初に公開された時には非常に好印象を与えたものの、一度も航空会社による運用に就航することなく、1919年8月2日にヴェローナ近郊に墜落して全乗員が死亡するという、イタリア初の民間機災害にして、最古かつ当時最悪の旅客機事故の一つを起こしています。

そして1920年、彼は大西洋横断用の巨大旅客飛行艇としてカプロニ Ca.60を試作しましたが、初飛行の時点で不安定な挙動を見せた後に大破しました。

カプロニ Ca.60は、100名の乗客を乗せて大西洋を横断する計画の下に、イタリアのカプロニ社によって製造された9枚の主翼を持つ試作飛行艇。8基のエンジンと、三葉で3セットある主翼が特徴となっています。機体の安定性を保つために、両脇にフロートが取り付けられている。前後三列に三葉の主翼を持つ世界で唯一の機体です。
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まだ航空機の黎明期に近い時代に「100人の乗客とともに大西洋を横断する」という、当時としては桁違いに野心的な計画のもとに生まれた巨人機でした。しかしこの試作機は1921年3月4日、マルペンサ空港からさほど遠くないところにあるマッジョーレ湖で乗客60人分に相当する重量を積載して試験飛行を行ない、ごく短い飛行をするに留まりました。
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機体はわずか18メートルの高さまで上昇しただけで、その後すぐに墜落。機体は衝撃で破壊され急速に浸水、数分で湖の底に沈んだそうです。パイロットは脱出に成功したため死傷者は出ませんでした。
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カプロニは機体を回収、これを修理して試験続行が考えられていたが、実際に修理に着手する前に火災が発生し1機だけの試作機は焼失してしまいました。また、修復し再度計画を進めることも検討しましたが資金不足で断念しています。現存する部品の一部とフロートがのカプロニ博物館に展示されています。


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その後、1929年にはカプロニ Ca.90の製造、翌年、初飛行に成功し航空史の歴史を変えたとも言われています。ドメニコ・アントニーニの操縦により、10トンの重量を搭載したまま高度3231mまで達し、1時間31分の飛行に成功したそうです。
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マルペンサ空港は100年の歴史を持ち、イタリア航空機の歴史とともに歩んできたとも言えるでしょう。

ライト兄弟が1903年12月17日に有人動力飛行に成功にしてから111年。1回目の実験で飛行時間12秒、飛行距離36.5mということでしたが、現在はその倍以上の機体の長さを持つ飛行機が世界の空を縦横無尽に飛んでいます。
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ミラノ空港 | 05:49:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
まさに「もぬけの殻」マルペンサ空港の税関。
ミラノのデパート「ラ・リナシェンテ」の裏手にAC Milanのショップがあるのですが、いや、正しくは「あった」のですが、行ってみると改装中になっていました。

近日オープンとご丁寧に書いてありますが、正確にそれがいつなのかは誰にも分からないということです。確実に言えるのは「本田ユニフォーム」販売で改装費用が賄えたのは間違いない…。
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このように突然の変更が多く、ガイドブック等はもちろんインターネットの情報すら更新が間に合わないくらいの日々進化していくミラノでありますが、本日、2つあるミラノの空港の「マルペンサ空港」税関の場所が大移動していました。

前々から12番エリアに新しく税関を設置しているのは知っておりましたが、それがいつからオープンするのか税関員に聞いてみても誰も分からず「引っ越した時には張り紙をしておくから大丈夫です」というご丁寧な回答だけ得られることができましたが、そういう問題ではなく「告知」して欲しいんですよね。

そして本日行ってみるとこの張り紙。帰宅したら差し押さえの紙が貼ってあるくらいの衝撃です。
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今までの場所は1番エリア、建物の一番南に位置していましたが、そこから450メートル「荷物を持って」北上していかなければなりません。
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このエリアは新しく増築された場所なので、はじめから分かっていれば18番入り口で車から下車すれば目の前が税関だったので楽だったかもしれません。今までは17番入り口までしかありませんでしたが、新たに18番から先の入り口もできました。
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この税関はすでに「搭乗券をお持ちの方」または「Eチケットをお持ちの方」が対象で、さらに「スーツケースの中に免税商品が入っている方」を対象としています。この条件を満たしていればチェックインカウンターにいく前に免税手続きが可能です。

まずは税関、そのあと返金カウンター。
mxp dogana

ちなみに、手荷物として機内に持ち込む場合、またはリナーテ空港の場合は「全く異なる」手順で進んでいくのでお間違えのないよう。(というか、この情報も今日現在の手続き方法なのでアテにはなりませんが…)

マルペンサ空港は正確にはミラノではなくヴァレーゼ県に位置している空港で、ローマ・フィウミチーノ空港の次に旅客利用の多いイタリア第二の空港です。

現在使用しているターミナルは1998年に「マルペンサ2000プロジェクト」としてオープンし、2013年には第3サテライトがオープンしました。これによりチェックインカウンターを26番まで拡大し、260都市の空港と繋がることが可能になりました。さらに2機のエアバスA380が駐機できる場所の確保し、トータル41番ゲートまで設置することができました。

現在の滑走路は2本しかありませんが第3滑走路の計画を進めています。

また以前はイタリア新幹線で空港まで乗り入れが可能なイタリア唯一の空港として話題になっていましたが、いざ蓋を開いてみると利用客が少なく、現在は新幹線乗り入れは運行されていない、ということです。



ミラノ空港 | 05:00:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
ミラノ・マルペンサ空港の紛失物が競売にかけられます。
6月11日と12日の9時から13時にマルペンサ空港でお披露目会が行われ、6月13日(金)の9時30分から競売が始まるそうです。

競売品はこちら。
http://www.givg.it/schede/scheda11992.pdf

163品中、ipadが32品。中には20個のデジカメが入って一袋とか、60個の時計が入って一袋なんていうものもあります。
多くの人が行き交う空港はいかに紛失物が多いか、というのが分かります。

現在、マルペンサ空港は2015年のミラノ万博準備のため、工事中の部分も多く、税関の場所も今までの場所とは真逆のところに移転準備をしています。せめて、いつから移転するのか張り紙でもあればいいのですが、こればかりは誰もわかりません。今までのところに行ってみたら「もぬけの殻」だったなんてこともあります。
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古いガイドブックの情報は破棄し、常に新しいものを得ることが大切ですね。

出発ゲート付近ではラグジュアリー広場というのが新しくオープンし、8000平方メートルで46店舗のスペースがあるそうです。現在も場所によってはゲートに行く前に免税店を通過しないと行けないようなところもあり、最後の最後まで買わせようという意気込みを感じます。
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中でも注目されているのが「ダヴィデ・オルダーニ・カフェ」。
ダヴィデ・オルダーニは料理界の巨匠、グアルティエーロ・マルケージの弟子で、普段はレストランに行かなければ食べられないものを、出発前のひと時に昼食やカフェなどを堪能できるようになっています。
スクリーンショmxp3

時期によっては空港が異常なくらいまで混みあうこともあるので、早めに行って空港内でゆっくりを過ごしたほうが良いかもしれませんね。



ミラノ空港 | 19:59:39 | トラックバック(0) | コメント(0)

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