FC2ブログ
 
■プロフィール

 川倉靖史

Author: 川倉靖史
イタリア公認添乗員です。
1995年よりミラノ在住。

■カテゴリ
■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック

■月別アーカイブ
■フリーエリア

■フリーエリア

■FC2カウンター

■フリーエリア
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
流動的でアシンメトリーな美学
イタリアでは古くから美の本質や構造を、その現象としての自然・芸術を通して伝統的に「美とは何か」を考え、「どのようなものが美しいのか」という美の基準、「美は何のためにあるのか」という美の価値を問題として取り組んできました。

シティライフ・ミラノは、1920年からヨーロッパを牽引してきた国際見本市会場の跡地、16万平米の再開発を進めてきた都市計画プロジェクトです。

1465295099.jpg

世界的に有名な3人の建築家…、例のザハ・ハディド、磯崎新(実家の近くにある群馬の森の群馬県立近代美術館も彼の作品)、ダニエル・リベスキントらによる、オフィスタワー・複合施設・集合住宅・公園等の施設が、新しいライフ・スタイルをミラノ市民に提供しました。

ミラノ市内すべての交通機関(バス、地下鉄、路面電車)でのアクセスが可能であり、周辺地区からは徒歩や自転車での移動を楽しむ事ができます。

先陣を切って完成したのが磯崎タワー(ストレート)、その後完成したハディドタワー(ツイスト)、まだ基礎工事の段階であるリベスキンドタワー(カーブ)と、三者競い合うかのように建築され、中でも磯崎タワーは50階・高さ202メートルをイタリアで最も高い建物の一つとなりました。ちなみにハディドタワーは、44階・高さ170メートル、リベスキンドタワーは、30階・150メートル。3つのタワーを合計すると、約13万平米の広さに1万人を収容することが可能になります。


スクリーンショット

11月30日にオープンした、ショップングモールはこの三棟に囲まれるように建設され、フードコートから見上げる形になります。

IMG_2285.jpg

まだ未完成ではありますが、最上階には映画館も併設され、「買う・食べる・観る」という3つのコンセプトが融合された複合施設となりました。

immagini.jpg

内部は完全なるアシンメトリーの美。執拗なくらいの左右非対称に圧倒されてしまいます。

ルネサンスの時代に本質的なものに戻るという趣旨から、古代ギリシャ・ローマ様式を復興させ、建築ではシンメトリー(左右対称)とバランス(調和)を重視したわけですが、本来の自然美という観点から言えば左右非対称のほうが正しいんですよね…。

しかしながら細かく見て無秩序な空間でも、俯瞰的に観ることによって、全体を包み込む流線型の空間構造の中では、ある種の秩序を感じてしまうのが不思議です。

03-citylife-shopping-district-milano_reference.jpg

また木目の材質をふんだんに取り入れることによって、自然な柔らかさと温かみが絶妙なバランスを取っていました。

モールの中の店はドゥオーモ周辺にある店と大して変わらず。ショッピングというより、空間を楽しみに行きましょう。
いたるところに充電用のコンセントがあるのでゆっくり作業したい人にもおすすめの空間です。

IMG_2287.jpg
IMG_2288.jpg
IMG_2289.jpg

ちなみにトイレ必見です。美しいです。

IMG_2283.jpg

スポンサーサイト


未分類 | 03:30:44 | トラックバック(0) | コメント(1)
コメント
ブログの再開、待ってました!
ブログ再開されたんですね!

待ってました!

ミラノでスキーに連れて行ってもらって以来ですね(^-^)

ブログを拝読させて頂いていると、イタリアの今と昔をタイムトラベルしながら、旅行に行っただけでは見えてこない本当のイタリアの魅力、イタリアの美学を感じる事ができます。

これからも更新楽しみにしていますね\( ˆoˆ )/

2017-12-07 木 14:39:23 | URL | A New Leaf [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。